Basketball for Social Change

Special Report

史上初の World Basketball Dayを世界はどう祝福したか(1)

一般社団法人 Next Big Pivot が今月から新しく展開する World Basketball Day 啓発プロジェクトの一環としてのオンラインメディア『GlobasketUnited』のローンチを祈念して、昨年 note に書いた内容をこちらにもリライトします。

World Basketball Dayについては、こちらの記事をご参照ください。

初回は「世界バスケットボールデー」を制定した国連によるセレブレーションをご紹介します。

国連公式サイトには、専用ページが設けられ、現在紛争中のガザとパレスティナで実施されたバスケットボールイベントの写真とともに、史上初の “世界バスケットボールデー”設立の背景と経緯、また「バスケットボールの力」が社会課題・社会問題の解決に寄与する可能性ついて、丁寧に記載されました。

World Basketball Day | United NationsWorld Basketball Day encourages everyone everywhere to play,www.un.org

チームスポーツとして初めて国連の記念日を有することになったバスケットボールを愛好する私たちに期待されていることについても記述されています。

また、史上初の世界バスケットボールデー当日には、国連のNY本部において、世界バスケットボールデー提唱者のデイビッド・ホランダー教授の他、NBA選手も加わり、各国大使やユースリーダーも参加するラウンドテーブルが開催され、米国ではテレビのニュースでも取り上げられました。「バスケットボールと平和~ Julius “Dr. J” との対話」と題したそのラウンドテーブルには、イニシアティブを国連決議に導いたフィリピン大使のNoel Novcio氏による、「Happy Basketball Day!」の挨拶から始まり、様々なバスケットボール関係者も参加し、活発な議論が展開されました。

国連決議の日に始まったFIBAワールドカップが、フィリピン、インドネシア、日本で共催されたことも紹介されたなかで、Dr. Jことジュリアス・アービング氏は、”バスケットボールの力” について、「コミュニティを連帯させ、世界中の人々の心を動かす」と語っています。会場には、YMCAの代表者も出席し、132年前につくられたバスケットボールの歴史について、たった3週間後に女性がプレイしたことも含めて紹介されました。また、Fall of Fame の関係者も出席し、世界が抱える問題を解決に導くバスケットボールの可能性について語り合いました。

映像もありますので、少し長めですが、ご興味ある方は是非ご視聴ください。

https://webtv.un.org/en/asset/k1o/k1oxivntmx

日本では、東京にあるUNIC(国連情報センター)の根本所長もツイッターで発信してくださっていましたが、日本語でのリリースや大手メディアによる報道はほとんどなかったように記憶しています(どこかで報道されていたら是非ご一報ください!)。

史上2度目となる今年の12月21日には、日本でも皆で「Happy World Basketball Day!」と叫びながら祝福したいですね。

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